令和2年2月24日 知多半田の駅前にある「クラシティ半田」で開催しました。
参加者は半田支部会員・家族 6名、他支部 3名 合計9名でした。
講師は田中和子氏にお願いしました。
❶まずは家具の書き方
@ 立方体のボリュームを捉える
A 大まかな基準線を入れる
B 形を決めていく
C 陰影 丸み 植栽など記入し仕上げる
❷次にカタログの情報をもとに家具姿図をかく
スケールや形状をきちんと押さえながら フリーハンドで描く
❸A~3用紙に平面図(高さ寸法記入有)をパースで表現する
・時間が短い講習会のため 用紙には予めグリットラインが記載されていました
@ グリットを切る。今回は600ピッチで部屋の間口と天井高さを取る
目線(HL1500)と消点(VP)をきめる、奥行にもグリットを切り奥の壁を描く
A グリットを利用して壁や天井 開口部を描く
開口部の上端は2000mm 下からマス3マス+200とする
B グリットを利用して家具を配置し その高さをとり あくまで立方体として形をとる
(寸法は壁に接している場合はグリットで取れる、HLを基準にして割りだす)
例:机高さはH=750はHL1500mmの半分とするなど
C 床目地や天井 壁の仕上げをする。小物や植栽 照明器具を記入する。不要な線は消し仕上げる。
色鉛筆着色については コピ―を取った下図を用意し天井 壁から塗り始め 次に家具などに移る
タッチは45度に色鉛筆を動かし 日射方向や明るさの順位など その場の雰囲気を表現する
今までコンピューターグラフィクスで制作された作品の完成度の高さに 圧倒され、とかく避けてきたインテリアパース作業でしたが、今回この講習会を受講し、手書きの味わいや
親しみさを描くことが 手軽にできる手ごたえを感じました。今後は外観パース 2年透視など あくまで手書きにこだわった講習会を希望する声が多くありました。
午後はランチをしながら参加者の懇親を深めました。